
2007年3月2日(金)、第6回スマートITデザインコンテストの締めくくりの場としてスマートITデザインフォーラム2007が、東京・品川のコクヨホールにおいて開催されました。
主催の統括事務局である、NTT建築総合研究所 常務取締役・赤木 久眞からのご挨拶で開会したフォーラムの様子をお伝えしてゆきましょう。
東京大学大学院 教授の西垣通氏による基調講演のテーマは「情報学的転回〜IT社会のゆくえ」。
21世紀を生きるわれわれにとって「情報」とは何なのか?
「わくわくさせてくれるような生命的な情報」をもたらしてくれる日はやってくるのだろうか?
ITやインターネットが地球上に誕生してまだ半世紀もたっていないけれども、人間のコンピュータ化が進んではいないか?はたして人間のこころは、機械に置き換えられるのか?などなどを、わかりやすく、ときにユーモアを交えて問題提起していただきました。
基調講演 講師プロフィール
西垣 通(東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授)
1948年、東京都に生まれる。
1972年東京大学工学部計数工学科卒業。
同年より鞄立製作所に勤務、コンピューターシステムの研究に取り組む。
この間米国スタンフォード大学に客員研究員として留学し、1982年に東京大学から工学博士の学位取得。
2000年より東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。
続いては、第6回スマートITデザインコンテストの最終選考のためのプレゼンテーションが行われました。入賞候補6作品の作者による、各々10分間ずつの映像を用いてのプレゼンテーションに、会場内はは熱心に聞き入っていました。
最優秀賞になった土屋圭子さんによる
「KOTONOHA」のプレゼンテーション
優秀賞になった御前裕司さんによる
「 teras the light guide system」のプレゼンテーション
優秀賞になった原彬さんによる
「森の中に本がつまっている本の公園計画UWBアクティブタグを活用したユニバーサルスペース」のプレゼンテーション
審査委員特別賞になった武井なつみさんによる
エコまめクラス「そだてる・つくる・たべる」おとなとこどもの食農教育の場のプレゼンテーション
中村未央さん、松岡未央さんによる
「POG」のプレゼンテーション
黒田和宏さん、小林丈展さん、竹中康博さんによる
「そうせき〜故人への想いが積もる石版〜」のプレゼンテーション
そして、20分間の予定時間を大幅にオーバーして行われた最終選考会では、審査委員のみなさんによる白熱した議論の末、受賞作品が決定しました。
※各作品については
審査結果をご覧ください。
斎藤信男氏による総評
スマートITデザインコンテストの第6回目にして初めての試みとなった、最終選考会を兼ねたイベント、スマートITデザインフォーラム2007。
回を重ねるごとに、確実なレベルアップと拡がりを実感させてくれるコンテストとともに、「スマートITデザインという新しいコンセプト」と「美しい公共情報空間の創造という理念」のさらなる定着と浸透を目指して参ります。